#腸脳相関
8本の記事
- 🥬 腸の科学者が語る、腸活で食べたい3つの食べ物とは
再生数215万回超のThe Diary Of A CEO × ZOE動画で、ティム・スペクター教授が語る腸と脳のつながり、発酵食品・植物の多様性・タンパク質の選び方を文字起こしに基づき日本語Q&A化。土と腸のアナロジーで読み解く。
- 🌙 カフェインと睡眠と腸内細菌 — 夜のコーヒーは何を変えるのか
カフェインの覚醒作用と睡眠の関係は古典的だが、近年は『腸内細菌叢が睡眠の質を媒介する』という研究が増えてきた。コーヒーを飲むタイミングを、脳だけでなく腸内環境の観点から再考する。Boscaini 2026・Cryan 2019・Silva 2020・Torres-Fuentes 2025 を読み解く。
- ☕ コーヒーと微生物 — 一杯の中の生態系
Boscaini ら 2026 (Nature Communications) を起点に、習慣的なコーヒー摂取が腸内細菌叢・代謝物・気分・認知にどう関わるかを整理。コーヒーは『カフェインの覚醒剤』である以上に、腸内のポリフェノール代謝系を介して身体に届く飲み物だった。
- 📄 論文紹介: Longo et al. 2023 — 迷走神経が腸内細菌と肥満・糖尿病をつなぐ
Acta Diabetologica 2023 レビュー。肥満と2型糖尿病が合併した『ダイアベシティ』の病態を、微生物-腸-脳軸(MGBA)の視点から整理。迷走神経と GLP-1 が食欲制御の鍵で、腸内細菌が神経系・内分泌系・免疫系を介して食行動と代謝をコントロールする経路を包括的に解説。
- 📄 論文紹介: Pluta et al. 2020 — クルクミンの『バイオアベイラビリティのパラドックス』と腸-脳軸
International Journal of Molecular Sciences 2020 レビュー。ウコンのクルクミンは吸収率が極めて低いのに、神経保護・抗炎症など広範な効果が報告される矛盾を、腸内細菌による代謝物生成と腸-脳軸の観点から整理。クルクミンが腸内細菌を整え、腸内細菌がクルクミンから活性代謝物を作る、という双方向の相互作用を提示。
- 📄 キヌレニンと腸内細菌 — トリプトファン代謝が脳・気分に与える影響(Ribeiro 2022 解説)
腸内細菌は食事から摂ったトリプトファンを、気分を整えるセロトニン経路と神経炎症に関わるキヌレニン経路へ振り分ける。Ribeiro 2022 総説をもとに、腸-脳軸でこの代謝バランスがどう調節され、地中海食や発酵食品がうつ症状・免疫機能にどう寄与しうるかを臨床栄養の視点で解説。
- 📄 論文紹介: Silva et al. 2020 — 短鎖脂肪酸が腸と脳をつなぐ
Frontiers in Endocrinology 2020。腸内細菌が食物繊維を発酵して作る短鎖脂肪酸(SCFA)が、神経・免疫・内分泌の多経路を介して脳と双方向に通信するという総説。Loam読者向けに要点を整理する。
- 📄 論文紹介: Torres-Fuentes et al. 2025 — ポリフェノール × 腸内細菌 × 体内時計が脳を守る
Critical Reviews in Food Science and Nutrition 2025 レビュー(共著者に Cryan)。ポリフェノールは吸収率が低くても腸内細菌が代謝して神経保護物質を作る。さらに腸内細菌には日周リズムがあり、ポリフェノール代謝にも時間依存性がある。食事タイミング・腸内細菌・ポリフェノール・脳の4者関係を統合した最新レビュー。